ニュース記事

最近ふと思ったんですけど、僕日本語、ドイツ語、英語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、オランダ語、イタリア語、ロシア語、中国語でニュース読むんですよ (そしてフランスに戻ったらスウェーデン語も加えます)。 せっかくなんで、自分自身のためにもちょっと色々記録つけておこうと思ったのと、日本語で文章書くことが普段の生活の中で珍しいってこともあったんで、日本語で、各国のニュースを順番に紹介していくことにしました。 ちなみに僕が一通り目を通す新聞は、日本語:朝日新聞読売新聞。ドイツ語:ツァイトシュピーゲルノイエ・チューリヒャー・ツァイトゥング。英語:BBCCNNニューヨークタイムズアルジャジーラロイター通信。フランス語:ルモンドクリエ・アンテルナショナルフィガロ。スペイン語:エルパイス。ポルトガル語:UOL(と同じくエルパイス)。オランダ語:オランダ放送協会。イタリア語:ANSAコリエール・デラ・セーラ。ロシア語:ガゼタ。中国語:新華社通信です。 (あとナショナルジオグラフィックビジネスインサイダーと、仕事でネイチャーも読んでます)。 全部一人で編集してますが、提案などあったら気軽に右上の「意見箱」からメッセージどうぞ。

2015/8/31 ファーストフードの世界征服

ノイエ・チューリヒャー・ツァイトゥングより

さて、記念すべき今月最後の記事(もう日本はとっくに9月ですけど)は、最近の世界でファーストフードがどういう風に変化して行っているかっていう話をスイスから。

合衆国では一昔前にファーストフード食べ過ぎでめちゃめちゃ太った人がファーストフード店を起訴した事件とかありましたよね。 あの事件以来も、ファーストフードは合衆国で相変わらずはばをきかせてるわけなんですが、その一方で、スイスでは人口3万3000人あたりに一つファーストフード店があるのに対し、合衆国ではすでに4450人に一人まできていて、現実問題としてこれ以上は伸ばせないらしいんですね(ちなみに日本は、日本フードサービス協会によると、ファーストフードの店舗数は2007年は16815軒で、国民約7570人に一軒ということになります)。 ここで出てきたのが新興国、主に中国。 元の記事読んでいただければわかると思うんですが、すでに世界の大半のファーストフード店を中国が占めています。 でも他の新興国では経済格差が激しく、とにかく物量で勝負するファーストフードはそれなりに苦戦しているとのこと。 これからもっと増えるんですかね。

最近合衆国では健康志向が強まってきていて、マクドナルドなどは苦戦しているようです。 この記事によると全世界の牛肉の2パーセントをマクドナルドが買ってるらしいですからね。 そんな工業生産したような肉では嫌だと。 そういうのを意識したファーストフードが伸びて行っているらしいです。

その他にも、新しいコンセプトで来ているファーストフード、例えば味千らーめんなどが中国などでうまくいっているとのこと。 あと「やよい」っていうのと「スキレストラン」っていうのが例で挙げられているんですが知ってますか? どちらもタイで有名だそうです。

日本の健康志向はもうだいぶ前から流行ってるんで、これからマクドナルドの数がいきなり増えたり減ったりはしないと思いますが、これからブラジルとかはどうなるのか楽しみです。 ちなみに僕の住んでいるところ(ブラジル)の一番下の階にはすき家があり、向いはマクドナルドです。 さらにどうやらマクドナルドの隣ぐらいが再びすき家だそうです。 ん〜

2015/8/31 現金の支払いリミット

ルモンドより

9月1日から(明日じゃん)、フランスでは現金で支払い出来る限度が1000ユーロ(約13万6000円)になります。 残りはカードで払ってくださいってことですね。 多分普段の買い物で一度にそんな額出すことはないだろうし、そんな額を持ち歩くことも少ないだろうということで、普通の人にはあまり関係ないと思われるんですが、さらにいうと、フランスでは現金の移動の約半分がカードでの支払いだそうで、他の方法(現金支払い、小切手、口座送金、引き落とし)よりも伸びが大きいとのこと。

確かにフランスで生活してると普段持ち歩く額が5ユーロとか10ユーロとか(1000円前後ってとこですかね)だったりするんですよね。 特に小銭がなくて済むんで、僕の財布、カードが2、3枚とお札がせいぜい数枚でスッキリ胸ポケットに入るんで、置き忘れとかないし、掏られる可能性もかなり低いです (そして掏られてもあまり困りません)。 日本は現金支払いが多いようですが、実際カード利用をしやすくした場合の経済効果ってどのくらいなんですかね。 多分ちょうど良いくらいの博士論文になると思うんですが、もしすでにそういう調査結果があったら情報お寄せください。

2015/8/30 新しい家族の形

ツァイトより

ドイツの現代の家族の形が揺れています(今に始まったことじゃないですけど)。

ドイツは西側の国では珍しく同性結婚が結婚としては認められてないんですね(他の国に関してはウィキペディア参照)。 ただ、結婚っていうのはヨーロッパの場合宗教的な意味合いとかが出てくるんで、同性愛を認めていないキリスト教上不可能なだけであって、事実上婚姻状態にはなります。 それだけでなく、例えばフランスには民事連帯契約という、同棲はしているけれども、結婚しているわけではないカップルのための、結婚よりもゆるい関係を築ける制度もあります。

さて、この記事の中ではさらにもひとつ複雑になります。 最近離婚したヨヘンさん、もう結婚はしたくないけれど、子供が欲しくて、さらにその子供に母親がいて欲しいと考えています。 その考えに同調したのが、友人のマリー。 二人の間にはリン君という子供ができます。 ここでさらにマリーの友人のコラさんが、自分もリン君の親になりたいと言い出しました。 結果として、リン君には親が三人いる状態になります。

全政党の代表者に手紙を書いてみたそうですが、取り合えってもらえなかったそうです。 正確には、政治家の方は、いったいどこまでを認めるべきなのか迷っている状態だそうです。 例えば同性結婚ですが、ドイツ国内で今の制度で困ることはありません。 ただ、他の国行った場合、結婚しているという風に扱ってもらえない可能性があるため、あえてデンマークなどに行って改めて結婚するカップルもいるそうです。

要するに結婚している側に必要なのは、相続上の問題とか、税控除とかの問題なわけじゃないですか。 なので、そもそも「結婚」という制度自体、親がどうっていうふうにみるのではなく、子供との関係でどういう風に決めるかっていう議論もあるみたいです。

確かに、ヨーロッパの家庭は複雑です。 離婚した家の子供が、親の新しいパートナーのことを「お父さんの彼女」とか「お母さんの彼氏」とか呼んでたりするのは当然のようなことで、他にも、僕が去年ドイツ語を教えた留学生の子の家庭では、お父さんがお母さんの実家に住んでいて、離婚したらしいんですが、出て行ったのがなぜかお母さんで、しかもお父さんには新しいパートナーがいるっていうシュールな状況になっていたようです。

僕の周りも、日本人では結婚したっていう話を時々聞きますが、ヨーロッパではほとんどないみたいですね。 もはや結婚しててもしてなくても子供の扱いには基本的に差がないんで、あまり気にしないっていう人がほとんどみたいです。

2015/8/30 スペイン、何時までパーティー?

エルパイスより

日本では騒音で寝られないとか言ったらだいたい交通とか飛行機の問題とかじゃないですか。 スペインは、パーティーです

スペインではパーティーの時間が街によって違うんですが、だいたい夜の2時半から8時の間(え?もはや夜じゃないじゃん)で、スペインの北のほうの街、ビルバオ(変な名前・・・)では朝8時までなんで、だいたい8時までパーティーやってそのあと続けて朝食だそうです。 音量も、だいたい75から85デシベルが多いらしいんですが、ビルバオは朝5時まで95デシベル、朝5時から7時までは85デシベル(もはやそんな区別に意味があるんだろうか・・・)なんだそうですが、ウィキペディアによると、掘削機の音が100デシベルで、長期的に聴覚障害がでるのが85デシベルらしいんで、95デシベルってものすごい音量ですよね。

そんなんでちゃんとやっていけるのかって疑問に思うかもしれないんですが、パーティーに参加しない人はその期間に休暇を取って他の場所に行くか、パーティーをやっていない人の家に泊めさせてもらうかしてるそうです。

ヨーロッパ全体がそうですけどスペインなんかは最近やることないですからね。 パーティーでもやって楽しむのもいいんじゃないですかね。 ちなみに僕の家(フランス、リヨン)では僕の(ブラジル行く前の)お別れパーティーに80人ぐらい集まって夜3時ぐらいに警察が来ました。 スペインとフランスの差ですね。

2015/8/30 ヨーロッパの電化ゴミ

オランダ放送協会より

電化製品のゴミってあるじゃないですか。 最近アルジャジーラの記事にもあったんですけど、ヨーロッパでは本来85%リサイクルされなければならないところ、この目標を達成できているのはスウェーデンとノルウェーだけで、ヨーロッパ全土での平均は約三分の一、さらにルーマニア、スペイン、キプロスなどではわずか20パーセントほどしかリサイクルされていないそうです。

電池などを含む機器は普通に処理すると毒素が出たりするんで、別に回収しなければならないんですが、消費者の側が注意しないことと、厳重なコントロールにもかかわらず、不法に処理するグループがあとをたたないからだそうです。

あとこの記事にも書かれているんですが、実際何をどこに捨てなければいけないのかっていうのも複雑ですよね。 日本の場合各自治体で違うらしいんで余計大変そうです・・・。

2015/8/29 ウィキペディアの信頼度

新華社通信より

僕の最愛の友、ウィキペディアが批判の対象になっております(まあしょうがないんですけど 笑)

大企業とかって一昔前はグーグルの検索に引っかかるのにお金出してたりしてたわけじゃないですか。 最近ではウィキペディアの内容を改竄するために大量のアカウントを作ってるってことらしいです。

ここに出ている例だと、ナオミキャンベルの負の側面が消されていたとかそういうことだそうです。 また、ウィキペディアを見るメディアがパソコンからスマートフォンに変わっていった結果、編集する人が減ったのも一つの原因ではないかとこの記事には書いてあります。

まあ多分この記事の裏には中国の百度百科を使えっていうのがあると思うんですけど(確かに僕の周りの中国人はみんなウィキペディア嫌いみたいです・・・)、情報源が何であれ、こういうのをどういう風に捉えるかっていうのは難しい問題ですよね。 僕は基本的にまず客観的に正しいはずの情報かどうか判断して(例えば円周率が5とかそういう間違った情報はないという前提で)、そのあと他の言語で確かめられるかどうか見て、最終的に、今読んでいる情報が嘘だった場合、「誰の得になりえるか」ということを考えます。 と、いうわけでここの判断が必要で体系的に解決することはできないんですよね。 まあそれが楽しみっていうのもあるんですけど。 このブログを読んでる方はそういうのも気にして批判的に読んでください。

2015/8/29 スイスのエリート寄宿学校

ノイエ・チューリヒャー・ツァイトゥングより

ヨーロッパの中でいろいろと謎が多いスイスですが、ここにはヘルマンヘッセの世界のようなエリート寄宿学校が集まります。 スペイン前国王ファン・カルロス、ZARAの創業者の娘マルタ・オルテガ・ペレズ、合衆国外務大臣ジョン・ケリー、ドイツの映画監督マルク・フォルスターなどなど

授業料は最高で年間13万スイスフラン(約1643万円)。 それでも子供をスイスの寄宿学校に送るのはなぜでしょうか?

スイスに行ったことがある方はわかると思うんですが、首都ベルンなどでも川崎市ほどの人口ほどで、他のまちだとさらにだいぶ小さくなります。 この寄宿学校があるグラウビュンデンザンクト・ガレンは山に囲まれた場所で、冬などは外に出られないほどになります。 そういう環境で生活するわけですから必然的に治安はいいし、体が弱い子だったりすると、ちょっとした療養にもなるようです。

また、スイス自体が多言語国家ということもありますが、スイスの寄宿学校は特に、それぞれの国からくる人数というのを決めていて、必然的に多言語多文化になるそうです。 そういった点で、イギリスや合衆国のボーディングスクールが自国の価値観を押し付ける部分が大きいのに対し、スイスは中立性を保つので人気なのではないかとのことです。 

お金の問題もありますけど、自分の子供を敢えて中立的に育てようとするんですね。 お金持ちのおぼっちゃま達がパパのいうことに従順に育って政治家になる国もある中で、大したもんです。

2015/8/29 空気から飲料水を生産

ANSAより

大気から飲料水が生産できたらいいですよね。

この度スイスのスタートアップ(日本語ではベンチャーというらしい)プロジェクトで大気中から1日に2500リットルから1万リットル飲料水を生産する機械をつくっているそうです。 川や湖、海などの水源は全く必要ないため、砂漠のような場所にも設置可能とのこと。 あと四年ほどで完成するそうです。

ホームページも発見したんで良かったら見てみてください。

海水から飲料水を作るのは現実的でないっていう話がよく出ますが、大気から飲料水が作れるんですねぇ。 21世紀はよく水が原因で国家間の戦争に繋がるんではないかというほど水不足が深刻になるのではないかと言われますが、ひょっとするとこういう方面から少しずつ解決できるのかもしれないですね。

2015/8/29 バングラデシュ、未成年の結婚

シュピーゲルより

日本では最近晩婚化が問題になっていますが、バングラデシュでは18歳以下で結婚する女性が約三人に二人、15歳以下は三人に一人だそうです。 何が原因かというと、バングラデシュには海辺の低地が多く、洪水の被害で貧困になるケースが多いため、早めに一種の保険を確保しておきたいことと、女の子の年齢が上がるにつれて持参金があがるらしく、高くないうちに結婚させてしまおうという狙いがあるからだそうです。

ハシナ大統領は2041年までに(遠いな・・・)子供の結婚がなくなるようにすると宣言しているそうですが、一方で法律で定められている結婚できる年齢18歳以上を16歳以上にも変えるつもりだそうです。 なんだかそれじゃ解決策じゃないような

2015/8/28 パキスタンの女性医師

BBCより

パキスタンの医学部は日本と同じで入るのがめちゃめちゃ大変だそうですが、入るのはだいたい女の子だそうです。 なぜかというと女の子はだいたい家庭の方針で家に閉じ込められているから、勉強することが多いんだとのこと(本当か?)

なんにせよ、医学部に入るのはいいんですが、卒業した後、医者にならないで単純にいい結婚相手を見つけるための切り札として使うだけなんだそうです。 医学部を出ていると姑にウケがいいんだとか。

医学部とかだと政府の出費も大きいんで、この度男女比半々という基準を導入するかどうか議論中だとのことです。 パキスタンの地方とかだと女性患者は女性医師に診てもらいたいらしいんで、やっぱり女性医師の存在は結構重要らしいんですが、伝統的に家族優先のパキスタン社会ではそうもいかないらしいですね。

2015/8/28 ヨーロッパの難民受け入れ状況

ルモンドより

シリアの移民の数が増えるにつれて、ヨーロッパでの難民受け入れが凄まじい状況になってきました。 ルモンドではどこの国がどのくらい受け入れているかっていうのを図で説明してくれてるんですが、2015年はドイツですでに10万人以上難民申請をしたそうです(図の黄色い丸の中の数字)。 色が濃い色の国ほど最終的に難民申請を受け入れる確率が高いらしいんですが、さすがにスウェーデンは高いですね。 ヨーロッパ内でもスウェーデンの難民受け入れは有名で、デンマークなどはよくスウェーデンと対照的に扱われるんですが、スウェーデンと比べるから対照的になるだけで、実はデンマークもそれなりに受けれいてるみたいですね。  フランスはどうしちゃったんですかね

また、スウェーデンやドイツの隣に書いてある数字は上から「難民受け入れ判断にかかる平均時間」、「国が住居を管理する場合の給付金」、「自ら住居を探す場合の給付金」、「労働許可が下りるまでの期間」だそうです。

出身先ではシリア、コソボ、アフガニスタンが一番多いようです。

最近はヨーロッパ内で争うことも、ヨーロッパが戦争に参加することもなくなってきました。 それにつれてとにかく一人でも難民を受け入れようと各国がものすごく力を入れてるみたいです。 今はちょっと博士論文とか、そもそもスペースがないってことでできないんですけど、ドイツとかの場合移民を家で受け入れると政府がその人の分の家賃を部分的に補助してくれるらしいんですよ。 別に「だから」ってこともないですけど、僕とかペルシャ語わかるんでアフガニスタンからの移民とか受け入れようか考えてるところです。

2015/8/28 ヨーロッパ内の外国語学習

シュピーゲルより

日本では基本的に外国語といったら英語じゃないですか。 ヨーロッパでは英語の他に第二外国語、第三外国語と勉強することが多いので、ドイツ人とかだと五ヶ国語だの六ヶ国語だの平気で話せたりするんですが、どの国で何語を勉強するかにはだいぶばらつきがあります。 ドイツとフランスは歴史的には割とお互いの言語を勉強するようにしていたらしいんですが、最近フランス側がスペイン語のほうに傾いていっていて、ドイツとの信頼関係に響き始めているそうです。 まあドイツ人どうせフランス語も英語もできるし、ドイツ語なんてできたってドイツでしか使えないですからね。

この元のページ見ていただければわかるんですが、スペイン語は圧倒的にフランス人となぜかスカンジナビアが多くて、ドイツ語はどちらかというと東ヨーロッパが多いです。 きっとスカンジナビアは長期休暇でスペイン語必要になるからですね。

ドイツ語が東ヨーロッパで多いのは、この記事によると、冷戦時代に仲間だった東ドイツのためにドイツ語を教えていた伝統が今にも続いているからだそうです。

イタリア語はやっぱり出稼ぎ労働者が多いクロアチアですね。 確かに僕この前クロアチアに行った時はドイツ語に並んで、イタリア語も結構通じました。 そもそもドイツ人の観光客がすごいですからね。 だいたい喫茶店とかホテルとかに行くとウェイターにドイツ語通じます。

フランス語で抜きん出てるのがルーマニアですが、ルーマニアは東ヨーロッパの中で唯一ラテン系の言語なんですよね。 ローマ帝国の影響ですね。 ちなみにイタリアはフランス語と英語が同じぐらい通じます(どっちもあまり通じないけど)。

ロシア語は哀れにもバルト三国でしか学ばれていないようです。 なんだかスラブ系の国はバラバラになりますね。

日本人からするとあまりピンとこないかもしれないんですけど、イタリア語、スペイン語、フランス語はほぼ同じ言語です。 うちの同居人はスペイン人とイタリア人なんですけど、最初っからお互い自分自身の言語話して通じてて、今はお互いにお互いの言語ペラペラです。 僕自身、フランス語しか話せなかったんですけど、初めてイタリア行った時、イタリア語話してみたら話せたんですよ。 「イタリア語話せるって知らなかった」っていうすごい不思議な状況になってました。

2015/8/27 移民の話す言語

ツァイトより

他の国で生きていく上でその国の言語を話すっていうのは大切なことですよね。

今年、ヨーロッパ中央の国ドイツでは人口8000万人に対し、移民が最高100万人来ると見積もられています。 そのため、ドイツ国内でも壮絶な議論が行われているわけですが、OECDが2012年に行った調査によると、ドイツにきた移民の大半が、家でもドイツ語を話すということが判明したそうです。 具体的には右の図を見ていただければわかると思うんですが、赤い部分が「家では現地の言語を話さない人」、青が「家でも現地の言語を話す人」、黄色が「母国語話者」とのこと。 スペインやフランスは移民の大半が昔の植民地から来るらしく、そもそも言語で困ることがないらしいんですが、ドイツは移民の子供が母国語話者として認められる以外、基本的に他の国に母国語話者はいません(旧ソの一部は除く)。 ただ、無料のドイツ語のコースなどを提供することによって、かなり言語の上達に力を入れた結果、これだけの人数がドイツ語を話せるようになったんだと思われます。

僕も去年YFUという留学団体でドイツにきた高校生に、一年間の留学生活の最初の一ヶ月分だけのコースでドイツ語を教えましたが、それも実はドイツ政府の援助があってこそで、他の国に行った留学生にはそういうコースはありません。 こういうことに地道に取り組んだドイツだからこそ、これだけの結果が出たわけですね。

2013年に日本で難民認定が認められたのは6人(法務省参照)。 ドイツでは2014年に約4万人の難民認定がされています(ドイツ難民庁参照)。

自国の軍拡に出費して「国際協力」しようとする日本ですが、ドイツは、難民を救済することによって「国際協力」しようとしています。 国によっても国際協力の定義がだいぶ違いますね。

2015/8/27 ロシアから見たミストラル

ガゼタより

昨日、ミストラルの話を載せたばかりですが、今日ロシアでもその話が出てたので載せてみました。 このタイトル、直訳すると「ミストラルを良き手に」になるんですが、ロシアの側からすると、ミストラルがロシアに来るかどうかは割とどうでもよく、どこに行くのかが問題になっているそうです。

この記事の中の予想ではエジプト、ブラジル、カナダ、南アフリカ、アラブ首長国連邦、サウジアラビアなどが挙がっているらしいんですが、最も可能性として高いブラジルかエジプトならまあいいだろう、とのことで、サウジアラビアは今年国王がロシアに来るらしく、仲は悪くないが、ロシアの兵器も買っている(だからミストラルじゃなくてロシアの兵器を買ってほしいということなんでしょうか?)とのこと。

その他に上がってるのがカナダとトルコで、カナダはNATOのメンバーで今回のウクライナ情勢でロシアに対して反発しているため、どうしてもやめてほしいらしく、トルコはシリア問題で逆サイドなので、できればやめてほしいそうです。

多分これ以上ロシアがどうこう言うことはできないと思うんですが、ロシアとフランスの間だとだいぶ話が複雑になりますね。

2015/8/27 世界の海面8センチ上昇

ロイター通信より

NASAの発表によると世界の海面は1992年からすでに8センチほど上昇したそうです。

ただ、上昇の度合いも各地でバラバラで、25センチ以上上昇したところもあれば、合衆国の西海岸ではむしろ下がったそうです。

世界、主にアジアには約1億5000万人地上1メートル以下で住んでいる人がいるらしく、これから海面の上昇で生活環境がだいぶ変わるだろうというとのこと。

NASAのワーグナー氏は「地球温暖化が進行中とはよくいうが、進行中というだけでなく、もうすでに温暖化した」と言ってるそうですが、確かに最近は温暖化の結果が普段の生活でも感じられるレベルになってきましたよね。 自国の軍拡に出費するのを「国際協力」とかいっている国もあるそうですが、先進国は少なくとも発展途上国のモデルになるような国づくりに力を入れてもらいたいものです。

2015/8/26 南スーダン反乱軍と休戦調停

中東アルジャジーラより

日本にいるとアフリカの話題とかあまり伝わってこないかもしれませんが、スーダンはずいぶん長かった内戦ののち、4年ほど前に北と南に分裂して独立したわけなんですね。 当時は、石油の多い南スーダンに対して、資源の少ない北スーダンが発言権を持ちすぎてたというのが問題だったんですが、南北で分かれたのち、今度は南スーダン内で戦乱が始まりました。

ずいぶん長かった内戦も、先週反乱グループが先週エチオピアで休戦調停にサインし、南スーダンのキール大統領は、最初は調停にサインすることを拒否していたんですが、ケニア、エチオピア、ウガンダの仲介と、安全保障理事会の圧力で、ついにサインしたそうです。

スーダンというのは内戦で有名な国で、Wikipediaの記事でもその規模がわかると思いますが、なんにせよまだまだ長い道のりを行かなければならなさそうです。 これが内戦終了の一歩になるといいですが。

ちなみに、先週ぐらいまで結構適当に記事集めてましたが、これからは「未来の世界が読める」記事を集めていく予定なんで、多分この手の記事をたくさん載せていきます。

2015/8/26 ロシアに対するフランスの賠償金

仏、フィガロより

ロシアが経済制裁の対象になってることを知っている方は多いと思われますが、フランスでは、前大統領ニコラ・サルコジ在任期にロシアから発注を受けたミストラル級強襲揚陸艦がちょうど最近完成してしまい、それをロシアに引き渡すかどうかがヨーロッパ内で大きな議論になりました。 ちょうどウクライナ問題が泥沼化してきた頃で、ヨーロッパはどうしても引き渡したくなかったんですが、引き渡さなかった場合の違約金の額で揉めに揉め、最終的に引き渡しませんでした。

違約金額は明らかにされていなかったんですが、約10億ユーロ(1350億円)だったそうです。

最近経済状況が厳しいフランス。 庶民の生活と関係ないレベルでいろいろと無駄が出ますね

2015/8/26 クネセト、世界で最もグリーンな議会?

仏、ルモンドより

イスラエルの議会、クネセトでは、この度世界で最もグリーンな議会を目指すべく、新しい制度をいろいろ取り入れたそうです。

太陽光発電とかそういう一般大衆に宣伝するためみたいな策もドイツやオーストラリアの議会のようにとっているらしいんですが、他にも、外では太陽光がとても強いらしいんですが、その一部を二重窓とフィルターを通して室内に使い、残りはLEDに取り替えたりなどしているそうです。

また、細かいところも気を配っているらしく、例えば、人がいない時には自動的にクーラーの電源が切れるようにし、ペットボトルの水はやめてピッチャーに水を入れて各自コップで水を飲むことにし、あと印刷物はすべて止めてUSBで配布するなどなどに変えたそうです。

先進国では最近、「議員って暇なんだろうなぁ」って思わせることばっかり議会でやっていますが、こういう風に時間を使ってくれるとまだありがたいですよね。

2015/8/25 電車に住む女子大生

ドイツ、シュピーゲルより

ドイツの高速鉄道ICEって日本でも結構有名だと思うんですが、日本の新幹線と違って、普通の人も(ビジネスなどでなくても)結構積極的に使います。 基本的な電車料金は高いんですが、BahnCard25っていうのとBahncard50っていうのがあって、一年間有効なんですが、これを使うとそれぞれ25%と50%割引になるんですね。

その他に、実は一般的にはあまり使われないBahnCard100って言うのもあって、これは一年で4090ユーロ(約56万円)なんですが、これを使うとICEが乗り放題になります。

女子大生のレオニー・ミュラーさんは自宅がシュトゥットガルト、大学がチュービンゲン、彼氏がケルン、母親がベルリン、祖母がビーレフェルトに住んでいて、それぞれの場所に電車で通っていたらしいんですが、この度、自宅を引き払い、BahnCard100を買って、常に動き続ける生活にしたそうです。

だいたい寝るのは彼氏か母親かおばあさんの家らしいですが、その他は常にICEの中。 今は卒業論文を書いてて(当然電車の中で)、来年の4月に卒業するらしいんですが、それまでこの生活を続けてみるということです。

さすが自分がやってみたいことをとりあえずやってみるドイツ人です(僕もそうでしたけど)。

2015/8/24 温室効果ガス

ネイチャーより

1997年に京都議定書が結ばれてからだいぶ経つわけですが、どういう仕組みだったか覚えていますか?

二酸化炭素の排出量を削減するのがまず基本的な仕組みだったんですが、他の国の二酸化炭素排出量を減らした場合にも、その分だけ排出量枠がもらえるっていう制度があって、他の国に投資した国も結構あるわけなんですね。

さて、実は京都議定書には「二酸化炭素の排出量」という基準にしまった結果、ロシアで他の温室効果ガスを却って増やしてしまったそうです。 具体的にはロシアのキロフという町にある二酸化炭素を破壊する工場があるそうなんですが、そこで二酸化炭素を破壊するために作ったトリフルオロメタン(HFC-23)と、六フッ化硫黄(SF6)は二酸化炭素よりも悪質な温室効果ガスなのですが、二酸化炭素を敢えて破壊したほうが二酸化炭素の排出量枠でもらえるお金(お金で計算だったんですね)が多いらしく、この二種類のガスが大量に排出されていたそうです。

この記事によると、この問題以外にも(ロシア以外でも)似たようなケースが幾つかあったようです。

環境問題も複雑になってきました。 この問題で扱われているトリフルオロメタンというのはフロンガスの一種らしいのですが、その予備知識がなければ、問題意識を持つことも難しそうです。 画期的な解決策はなさそうですが、地道でも大切なことなんで、頑張って振り落とされないようについて行きましょう。

2015/8/24 サンパウロメインストリート歩行者天国

ブラジル、UOLより

ブラジル最大の都市サンパウロでは革新派の市長が一昨年から自転車専用レーンの建設を積極的に進めていて、今年末には全長400kmになる予定で、それ以外にも例えば貸し出し自転車ステーションを町のいたるところに作ったりしているんですが、この度この市長が「月に一度パウリスタ通りを自動車フリーの日にする」という決定をしたらしく、今週末(例外を除いて)初めて試験的に試行してみたそうです。

パウリスタ通りっていうのは雰囲気としては東京でいうと銀座駅前の大通りみたいな感じで買い物をする人などがよくあつまるんですが、普段は車でごった返している道が人と自転車で埋まっているっていうのは凄い光景ですよね。 僕も行ってみましたが秋葉原が歩行者天国になった時(昔歩行者天国じゃなかったですよね?)みたいな不思議な感じでした。

日曜日は車は使わずゆっくり過ごす日、というのが定着するよう僕個人としては願っています。

2015/8/24 ロシアのランドセル

ロシア、ガゼタより

日本では小学校に入る時にランドセルって買うじゃないですか? 今でもその伝統やっぱり続いてるんですかね。

他の国でも似たような感じなんですが、ロシアではなんとランドセルに関する法律がなかなか凝っております。 縦横高さの寸法が何センチでないといけないかと決まっている他、学年によって、教科書ノート筆記用具を含めた重さ(一年生と二年生は1、5キロまで)も決まっていて、特に一年生のランドセルは700グラムを超えてはいけないということになっているそうです(他の学年は1キロまで)。 なので高学年用のランドセルを売っている店に新入生用のランドセルを買いに行くことはできず、また、店側がどのカバンが何グラムかという情報が出せない場合、ランドセルとしては買わないほうがいいそうです。

また、モスクワの学校では5年ほど前から教科書を電子機器に切り替えていて、これからロシアでは順次そういう風になっていくらしいんですが(日本もそうなんですかね)、その結果、10%能力向上につながったそうです。

僕が小学校の頃はランドセルって他の人がみんな使ってるから仕方なく使うしかなかった的な雰囲気でしたけど、今も同じ感じなんですかね。 なんにせよさすが旧ソの宗主国ロシア。 そういうものの基準は全員同じものを使うようにキッチリ決まってるんですね・・・。

2015/8/23 ドイツ、地方の医者不足

ドイツ、ツァイトより

ドイツでは最近、地方での医者不足が指摘されています。

ドイツの地方、と一言で言うのは簡単なんですが、実はこの国の最大の都市、ベルリンは人口わずか350万人ほどで、その次のハンブルクが180万人、ミュンヘン135万人と続きます(参照:Wikipedia)。 と、いうことで田舎の比重はかなり大きいんです。

そもそもが、政府の計算によると、今から15年後にはドイツ全体で医者が3万人足りなくなるそうです。

さて、この最初に出てくる人口2300人の街、レッテでは2010年に当時69歳だった最後のお医者さんが退職し、それから次のお医者さんを探したそうなんですが、最初の頃はかなり余裕の様子だったらしく、まずもし新しいお医者さんが来てくださったら肉屋さんは一週間温かいご飯を用意して、花屋さんは待合室の内装を担当して、美容師さんは髪を切ってあげますよ的なサービスを出したらしいんですが、5年間探して誰も見つからなかったそうです。

他の地方では、例えばチューリンゲンでは新たに開業してくれたお医者さんに2万ユーロ(約277万円)支援、ノルトライン地方では5万ユーロ、バイエルン州ではなんと6万ユーロ(約831万円)だそうです。

成功例としては、ビュズムというすごいダサい名前の街で、お医者さんに開業してもらうのではなく、施設を作ってお医者さんを雇うというシステムにした結果うまくいったそうです。

そもそもが、地方に行くというのは、通常都市部にある大学から別の環境に移るというストレスがある上に、一人で何人もの患者さんの責任を負わなければならないというのは、患者さんに対してのストレスが大きいだけでなく、例えば処方する薬が多すぎた場合、保険会社から代金の一部支払い拒否が来たりした時に、一人で全て対応してなければならないなどの問題があって嫌がられることが多いようです。

でも逆に、そういう地方だからこそ、お医者さんに対する尊敬度も高く、例えばこの記事の中では、都市部で働いていたお医者さんが夜中の3時に「足が寒い」という電話を受けることがあっても、地方だったらお医者さんの大変さを感じてくれるからかえってやりやすい、といった意見もあるそうです。

最近日本で医者不足が指摘されているようですが、どこでも似たような感じですね。

ちなみにかなり僕の解説はかなり荒くなりましたが、元の記事はとても良く、詳しく書かれてるんで、よかったら読んでみてください。

2015/8/23 ベイルートのゴミ問題

アルジャジーラより

レバノンの首都ベイルートでは、国内最大の埋立地の閉鎖が決まり、先月からゴミの収集機能がストップしていて、道の脇に積み上げられたゴミが、夏の暑さの中ですごい匂いを放っているそうです。

中東の中では割と自由な感じが強いレバノンですが、やはり汚職問題などはかなり厄介らしく、サラム総理大臣の退陣を求めているそうです。 

もう一ヶ月ぐらい?続いてるわけですからそろそろレバノン人の我慢も限界だろうし、そもそもが行動力が強いレバノン人のことなんで、近いうちに解決したとしても政局不安定化は避けられなさそうです。 

2015/8/23 ロシア人のマルタ投資

露ガゼタより

2013年からイタリアの沖のこの小さな島、マルタでは120万ユーロ(約1億6700万円)マルタに投資した人にパスポートを発行してるそうです。 1800人までという制限付きで始めたこの制度、これまでに620人ほど集まり、その半数が旧ソの国の人たちだそうです。

最近は、ロシアを脱出するため、またはEUのパスポートを手に入れるためなどなどの理由でこういうのにお金を出すロシア人が増えているそうです。 これだけあればヨーロッパ内どこにでも行ける上に、合衆国や日本にも行けるわけですからね。

この記事の中で何にいくらぐらいかかるかとか詳しく紹介してくれてるんですけど、ロシアの新聞がそういうのを奨励するっていうのは一体どういうことなんでしょうか 笑

2015/8/22 楕円形ビリヤード

英BBCより

楕円形ってどういう定義だったか覚えてます?

数Cでやった記憶があるっていう人もいるかもしれませんが、楕円っていうのは、平面上の二つの点(=焦点)からの距離の合計が一定である点の集まりです。 イギリスの数学の教科書ではここで、「ということは、仮に楕円形のビリヤードがあったとして、焦点のうちの一つがホールだった場合、もう一個の方の焦点から球を打った(または焦点を通過した)場合、どの方向に行ったとしても、ホールに入るって書いてあるそうなんです(ここの頑張って理由も書いてみようとしたんですが、長ったらしくなったんでやめます)が、この度、このアレックス・ベロスさんがそれを実際に作ってみたそうです。

と、いうわけで取材している記者が、ホールじゃない方の焦点にボールを置いて打ってみたら「入らないじゃないか」っていうオチがつくビデオをわざわざ流してくれてるんですが(観てみてください)、ちゃんとホールの方に行くんですよね。

と、いうわけでナインボールならぬスリーボール?っていう単純にボール9つが3つに変わっただけのゲームを作って楽しんでるみたいなんですけど、これが角度とかの計算がぱっと見ではできないっていうトリッキーなゲームなんですよね。 具体的にどうすればいいかというと、直接ホールに入れられなさそうな場合、もう一つの焦点を通過するように狙うのがポイントなんだそうです。 やっただけで賢くなりそうなゲームですね 笑

2015/8/22 仏子ども手当

ルモンドより

フランスが福祉国家であるっていうことはよく耳にすると思うんですが、具体的にどう福祉国家なの?っていう質問に答えられる人は多分少ないですよね。 特に、こういうお役所手続きはいろんな決まりがあって面倒臭いって思う人も多いと思います。 不思議なことにフランスは、いろんな方面でサポートしてくれるわりに、意外とシステム自体はあっさりしてるんですよね。 今日、ルモンドで偶然「子供のための支援にはどういうものがあるの?」っていうタイトルの記事があったんで、載せてみました。

さて、この記事、読んでみましたが非常にわかりにくいです。

金銭的に本当に危機的な家族のため(ということにしておこう)の支援などについても書かれてますが、そういうオプショナルなのは全部省いて、基本的に全家庭(例えば僕のような人が家庭を持ったケース)がもらえる支援金についてみていきましょう。

支援金を決めるパラメーターですが、収入、子供の数、と子供の年齢(3歳以上以下)で決まるそうです。 保育士さんを雇った場合、月87ユーロ19セントから460ユーロ93セント (10881円から64175円)。 会社を通した場合(は?自分で保育した場合ってことか?)母親が面倒を見る場合、月232ユーロ51セントから697ユーロ50セントで、父親が面倒を見る場合月305ユーロ16セントから842ユーロ84セントだそうです。

さて、上にも書いた通りよくわかりません。 直接担当部署(CAF=Caisse d'allocation familiale)のサイトにいって確認してみました。

まず、Cf(complément familial)というのが、一番下の子が3歳以上の場合にもらえて、168ユーロ35セントと、202ユーロ5セントのバリエーションがあるんですが、普通の大卒の人が得る収入だと、168ユーロ35セント(2万3440円)の方になりそうです。

次に、Cfに加えて(20歳以下の)子供がいる全家庭がもらえるAf(Allocation familiale)ですが、これは、まず81ユーロ78セント(1万1386円)は全家庭がもらえて、それプラス、子供が二人いる場合、129ユーロ35セント、三人で295ユーロ5セント、それ以降、一人増えるごとに、165ユーロ72セント増えるそうです。 さらに、子供が14歳以上になると、64ユーロ67セント追加だそうです。 (Afに関しては一番収入が少ない項目を選んだんですが、それでもかなりの額なんで、他の欄は省きます)。

3歳以下の子供のに関しては見つけられなかったんですが、子供一人生まれるごとに923ユーロ8セント(12万8500円)もらえるそうです。

なんだか全部合わせたらすごい額になりそうだ・・・。

2015/8/22 ブラジルのインフレ

エル・パイス(ブラジル版)より

この前ロシアの経済が危ないっていう話はしたじゃないですか。 実はブラジルの経済も結構危険な状況に陥っているんですよ。 (よければこちら(英語版ブラジル出張記)での解説もご覧ください)。 さて、どういう状況かといいますと、原料輸出に頼りがちだった経済に、原油価格降下、中国経済減速がきて、さらに汚職事件による政治不安定化で国全体が身動きが取れない状況になってるわけですね。 当然インフレが来ているわけなんですけれども、今年の物価上昇率は10%と見積もられています。

日本だと、オイルショックの時に一時的に20%ぐらいまで上がったわけですけれども、それ以来、特に僕らの世代とかインフレなんてどういうものか経験的に知っているわけじゃないじゃないですか。 具体的にどういうことが起こっているかというと、この記事によると、サンパウロ内の物の価格が場所によって全然違うそうです。 例えばコーヒーの価格。 場所によっては1レアル(約29円)で買えるのに、他の場所では6レアル50セントするそうです。 (ちなみに僕はだいたい2レアルから3レアルでコーヒー飲んでます)。

でもそもそもがいろんな物の値段も週単位ぐらいで変わるんで、値段の分布も次々変わってそうです。 次ブラジル戻ってくる時はもう前の感覚じゃ買い物できないですね、きっと。

でも僕そもそもが給料ユーロでもらってるんで、ここに来た時(7月上旬)1ユーロが3レアル50セントだったのが、今は4レアルになってるんで実際には個人的にはあまり困ってません 笑。

2015/8/22 カナダのメープルシロップカルテル

ニューヨークタイムズより

カナダといえば何が思い浮かびますかね。

やはり、国旗のシンボルにもなっているメープルとメープルシロップじゃないでしょうか。

カナダに行ってメープルシロップを買ったことがある方も多いと思いますが、これ、結構高いんです。 (僕カナダ行ったことないですけど)。 実はですね、(この記事によると)カナダのメープルシロップの農家にはメープルシロップ同盟なるものが存在して、約7400ほどの農家が参加しているらしいんですが、法律上、この同盟に入っていないと、罰金、最悪の場合メープルシロップ没収になるそうです。 ここに最初にでくるロバートホッジさんという方はこの同盟に入ること自体馬鹿馬鹿しいと言って、最終的に4万6000ドル(約562万円)分没収されたそうです。

2003年にこの同盟内で、各農家で販売できるメープルシロップの量というのが決められたらしいんですが、同盟側の言い分としては、この制限をかけることによって、各農家の毎年の収入が安定するのだからよかろうということらしいんですが、現実問題として、この制限のかからない合衆国のメープルシロップを買う人が増えたり、そもそもがメープルシロップにこだわらずに工業的に作ったシロップをかける人も多いそうです。

確かにメープルシロップ、産業的に大量生産して欲しいとは思いませんが、国ぐるみのカルテルっていうのもあんまりいい感じはしないですよね。 日本の減反政策も、当時随分批判されましたが、どうにか各農家が自由に伝統的にメープルシロップを作れるような環境ができるよう願っております。 (何より高すぎる)

2015/8/21 ネットなしで通信?

ドイツ、ツァイトより

僕世界各国を旅することが結構多いわけじゃないですか。 当たり前ですけど、着いた先の国でいきなりネットが使えるなんてことはまずまずないわけですよ(まあ日本を除けばだいたいどこの国でもフリーWifiが拾えるんでそんなに困るわけじゃないですけれども)。

別にそれも仕方ないなと思ってこれまでやってきたわけなんですけど、今日新聞読んでたら「インターネットなしでオンライン」とか書いてあるじゃないですか。 「おー」と思ってよくよく見てみたら、ファイアチャットっていうアプリが去年の3月に作られてたらしいんですよ。

どういうアプリかというと、このアプリを持っている人が半径60メートル以内にいると、その人の携帯にまず繋がるらしいんですよ。 そこからさらに半径60メートル以内に入る人に繋がっていって、最終的にはどれだけ遠くにいる人にも連絡が取れるってことらしいです。

さて、マンハッタンでこの記者さんが試してみたそうですが、その結果、誰にもつながらなかったそうです。

具体的にこのアプリ、香港のデモの時とかイラクの反政府デモの時とかに、インターネットが行政に切られても周りの人と連絡が取れるっていうことで使われてたそうです。 確かに行政の側からしたら電話切るのもネット切るのも簡単ですけど、携帯同士の繋がりだったら切れないですからね。

でもネット切られてからだとアプリ自体がダウンロードできなくなるんですけどそういうのはどうしたんだろ?

2015/8/21 オランダ軍のインドネシア戦争犯罪

フランス、クリエ・アンテルナショナルより

インドネシアは独立する1950年まで(日本の駐留を除くと)オランダの植民地だったんですが、その間の軍の犯罪に関してはわかっていなかったことが多く、これまで政府の公式会見である「散発的に発生」というのが一般的に信じられていました。 ところが、歴史家のレミ・ランパシュ氏が調査を行った結果、組織的に処刑、暴力、強盗などが行われていたという結果が出たそうです。

さて、この結果ですが、本国オランダではどうやら「政府がこれまでしっかりと調査をしてこなかった」という反省から、むしろ歓迎されているそうです。

アンネの日記で有名なオランダですが、第二次世界大戦は、ナチスに協力してしまったという側面をこれまでもよく反省していました。 このインドネシアの件も、またひとつオランダがよい国になるのに貢献しそうです。

2015/8/20 中国七夕のホタル

新華社通信より

七夕ってあるじゃないですか。 あれってもとは中国から来てるらしいんですよ。

ところが最近その中国の七夕で、ホタルを贈る(?)っていうのが流行ってるらしいんですね。 この記者さんが淘宝網っていう中国のアマゾンみたいなサイトで探してみた結果、400件以上見つかって、だいたい一匹3元から5元(役60円から100円)ぐらいの養殖で育ったホタルって書いてあるらしいんですけど、ホタルってめちゃめちゃ水がきれいなところにしか生息しないっていうじゃないですか。 それでこの記者さんが華中農業大学の教授に聞いてみたところ、ホタルの養殖は品種によっては不可能で、ここの大学で育ててるやつを売るとしたら20元ぐらいになるっていう話らしいんですよ。

それで、よくよく調べてみたら実際には自然界で捕まえてたらしく、しかもそれだけじゃなく、7月の高気温の中を郵送するわけじゃないですか。 それで80%ぐらいが死ぬそうです。 専門家の話によると、このトレンドが続けばあと5年から10年ぐらいでホタルが絶滅してしまうということらしく、警鐘を鳴らしてるそうです。

みなさん、生き物は大切にしてあげてください

2015/8/20 大気中の二酸化炭素から炭素ファイバー

英BBCより

最近になって、軽くて頑丈な素材として注目を集めているカーボンファイバーですが、ワシントン大学のリクト教授の研究グループが、空気中の二酸化炭素から組成することに成功したそうです。

とても低い電圧で作れるらしいので、少しのエネルギーでたくさん作れるらしいんですが、カーボンファイバーの価格を下げる可能性は高い一方、空気中の二酸化炭素の量を減らすのにはおそらく役に立たないだろうとのことです(残念)。 それでもその可能性がないとは言い切れないらしいので、頑張って探すとのこと。 なんにせよ僕も次の自転車とかカーボンファイバーだったらいいなとか思ってたぐらいなんで、安くて大量生産ができるようになるんだったら頑張ってもらいたいもんです。

2015/8/20 サウジアラビアの女性の参政権

アルジャジーラより

最近国王が変わっていろんなことが変わっているサウジアラビアですが、この度、女性の参政権が認められたそうです。

正確には前々からそういう風に決まっていたらしいんですけど、2005年に初めて選挙が行われた時(むしろ選挙制度があること自体知らなかった 笑)は男性だけで、その次に予定されていた2009年の選挙はなぜか2011年に延期され、その際にその次の2015年の(今回の)選挙から女性も投票できるようにすることに決めたそうです。

ただ、非常に国土が広いサウジアラビア。 女性の車の運転が認められていないので、実際には投票所に行けないらしいです。 ちゃんとそういうオチもついてるんだから大したもんだ。

2015/8/20 ロシアの経済危機

ロシア、ガゼタより

さて、ロシアが危機的状況です。 どういう状況か簡単に説明すると、ウクライナ情勢のせいで西側の経済制裁にあってて、さらに石油の価格がどんどん下がっていっているため、収入がないっていう状況になってるわけですね。

経済制裁の状況はイランと似ていて、一度ガクッとルーブルが下がった後戻ってくるっていう感じになっていたんですが、石油の値段のせいで、もう一度下がってしまっています。 ちなみに石油の値段と、ルーブルの値段は、綺麗に反比例してるんでよかったら見てみてください。

2015/8/20 オランダCO225%削減?

オランダ放送協会より

オランダでは最近、京都議定書の目標達成が不可能だと政府が宣言したのに対し、ハーグ裁判所が2020年までに1990年比二酸化炭素25%削減を政府に命令し、政府が控訴するかしないかという状況になっているわけですが(なんという時間の無駄・・・)、この度、気候とエネルギー関係の専門家29人が、25%削減は可能であろうという報告書を政府に出したそうです。

オランダとドイツって似てるとこが結構多いんですけど、ときどき(移民問題とか環境問題?)オランダは結構反発するんですよね。 でもやはり意識の高まりは北ヨーロッパなので結構強いみたいです。

2015/8/19 政府の新学期支援金、足りる?

フランス、ルモンドより

(ヨーロッパの)新学期が近づいてまいりました。 僕の研究室には新しいドクターが5人ほど来ることになってるんで楽しみです。

さて、フランスには新学期を迎える子供に支援金を渡すことになっています。 具体的には6歳から10歳が363ユーロ(約5万円)、11歳から14歳までが383ユーロ(約5万2700円)、15歳から18歳が396ユーロ(約5万4500円)だそうです。

この金額ですが、適当に決められているわけではなく、具体的に何を買ったらどのくらいの出費になるかっていうのを細かく計算して出しているそうです (例としてあげられているのは6年生の場合で、自由帳5冊、カレンダー帳1冊、96ページのノート6冊、音楽用の譜面1冊、印刷用紙、計算機、ハサミ、蘭ニング用シューズ一足などなどかなりの長さで説明されてるんでよかったら読んでみてください 笑)

さて、物価の高いフランス、本当にそれで足りるのかっていうことですが、足ります。 十分に足ります。 少子化にならないわけですね。

2015/8/19 中国人向け世界の交通ルール解説

中国、新華社通信より

中国では最近、中国国内のマナーと外国のマナーが違いすぎて国際問題に発展するっていう事件が幾つか発生していて、政府もだいぶ手を焼いているそうです。

その一環としてか、ここのページで各国の市内での最高速度、高速道路の最高速度、シートベルトの着用義務と、車のライトの点灯義務、その他コメントを載せて解説してくれてます。 日本のところにはちなみに「水たまりを通過して水が跳ねて歩行者にかかった場合罰金になる」と書かれておりますが、それはヨーロッパ全域で同じです・・・。

ちなみにですが、中国では横断歩道がなんだろうが、基本的に車優先なので気をつけて下さい・・・。

2015/8/19 80年代を代表するパーソナリティートップ、スーパーマリオ

イタリア、ANSAより

イタリア人の35歳から50歳までを対象に80年代を代表する有名人(パーソナリティー)は? というアンケートを取ったところ、一位はおなじみスーパーマリオだったそうです。 残りは2位マドンナ、3位ブルースブラザーズ、4位ネルソンマンデラなどなど。

確かにマリオはイタリア人ですが、まさかイタリアのランキングで一位になるとはすごいですね〜。 むしろ「有名人」なのに実在する人ですらないところがすごい。

2015/8/19 幼稚園児の男女差

ドイツ、シュピーゲル紙より

さて、北ヨーロッパが大好きな女尊男卑の話題です。

ノルウェーのスタヴァンガー(Stavangar)大学が30ヶ月から33ヶ月の男の子535人と女の子509人を対象にした調査で、女の子の方が圧倒的に優秀であることがわかったそうです。 具体的に大きな差が出たのが、女の子の21%はトイレに自らいけてオムツがいらないのに対し、男の子は8%、また女の子の68%はトイレを使いたがる(笑)のにたいし、男の子は42%だけだったそうです。

僕別にこれ疑ってるわけじゃないし、女の子の方が成長が早いっていうのも普通に信じられますけど、男の子の方が優秀っていう結果が出てたとしたら、きっとドイツの新聞には載せられてなかっただろうな 笑。

2015/8/19 テクノロジーと雇用

ビジネスインサイダーより

テクノロジーの進歩ってすごいですよね。

別にそんなことがこの記事に書かれてるわけじゃないんですけど、ちょっと良く考えてみてくださいよ。 最近なんかはレタスが自動的に生産されるぐらいの時代なわけじゃないですか。 僕の仕事は研究ばかりなわけですけど、例えば、出張行くのだって秘書さんに頼まなくてもホテルの予約だの電車の切符の購入だの全部インターネットでできて、家の仕事だって、洗濯機だの食器洗い機だの全部あってなにもやる必要ないじゃないですか。 現にこの記事によると、(全部イギリスのデータです)たとえば農業従事者はこの140年で90万人から5万人ぐらいですかね、に減ってて、クリーニング屋さんも16万人ぐらいから4万人ぐらいに減ったそうです。

むしろそのせいでヨーロッパではやることなさすぎて、働く時間減らしていってるばっかりなんですけど、そう考えると、雇用はこの先なくなってしまうのではないか、とか思うわけじゃないですか。 ところが、この記事によると、正確にはむしろ雇用はテクノロジーの進化とともに雇用は増えていっているそうです。

たとえば1992年から2014年で、教育に関わる人は580%増加、ケアワーカーなどは168%増加しているそうです(別にテクノロジーの進歩と関係ない・・・) 他に増えていっているのは、会計士、バーテンダー、ヘアドレッサーなどなど。 要するに、人と関わる仕事、頭を使う仕事、文化的な側面に関わる仕事は増えていってるってことですね。 そう考えると、全員同じようなことをする塾や予備校などが教育の中心の日本は国際的に見て不利になっていくような気がするんですがどうでしょうか。

僕自身これからのことを考える上で重要になってきそうです。 

2015/8/18 フランス、スーパーの食品廃棄禁止

フランス、ルモンドより

最近のニュースで見たかもしれないんですけどこの度フランスではスーパーとかの売り残りの食品廃棄を禁止することになったそうです。 来年スタートなんで、まだ具体的にどういう風になるかはわからないんですが、今の所大きいスーパーはそれぞれにチャリティー団体と契約(?)を結んで、分配を担ってもらうそうです。

ヨーロッパでの食品廃棄は年間で一人当たり179キロ(記事参照)。 特に南ヨーロッパで多いらしいですが、最近はだいぶ意識が高まってきました。 日本はそもそも食品廃棄を好んでする国ではないですが、日本でもホームレスの人がかなりいる以上、こういうフランスの制度みたいなのができるといいですね。

2015/8/17 トイレを逆走するネズミ

ナショナルジオグラフィックより

このタイトルをみた感じだと、あたかも世にも不思議なトイレを逆走するネズミがいるのかのように聞こえるかもしれませんが、実は一般的なネズミは普通にトイレを逆走(逆流?)できるそうです。 具体的には元の記事のリンクをクリックしていただければわかると思うんですけど、トイレの排水溝を器用に伝ってひょっこりと顔を出すわけなんですね。

ネズミって陸の上の動物のような気がするじゃないですか。 実際には三日間泳ぎ続けることができて、水の中を三分間泳ぎ続けられるそうです。 特にトイレとかの場合複雑な排水溝の形から、空気が少しだけ残っている場所などもあるんで、それを利用して(鼻も尖ってるしな)息を続けられるってことらしいです。

記事の中に出てくるノルウェーネズミとかの場合、なんと自然界には出ないで、人間が住むところだけに住んでいるそうです。 すごい図図しいやつ・・・。 「なんでトイレに?」って思うかもしれないんですけど、どうやら実はトイレで流してるものの中には結構食べられるものがまだ残っているらしくて、それを選んで食べてるそうです。 日本だとネズミの被害とかあんまり聞かないですけど、あまりおかしなものは流さないようにしましょう・・・。

2015/8/16 飲める紙

英BBCより

現在全世界には6億6300万人ほど、きれいな水が手に入らない人がいるらしいんですが、この度カーネギー大学のダンコヴィッチ教授が、紙のフィルターを開発したそうです。 (よかったらリンククリックして写真も見てみてください)。 記事によると、この紙には銀または銅の小さな粒子が含まれていて、それでバクテリアが死滅するそうです。 南アフリカ、ガーナ、バングラデシュの水で、99%以上のバクテリアを除去できたとのことで、これから大量生産に向けてどういう形にして売り出すかみたいなことを研究しているところだそうです。 正確な価格とかは書かれてなかったんですけど(銀だったら高いだろうな)、紙一枚(どのサイズでしょう?)100リットル、一人当たりの消費量の4年分に相当する水(え、少なくないか?)を浄水できるそうです。

世界中には上水と下水が分かれていない国とかたくさんありますからね。 もし大量生産できて現実的な価格で供給できるんだったらすごいですよね。 現段階ではウィルスまで死滅させられるかはよくわかっていないらしいんですが、これから研究を進めるらしいんで、期待できそうです。

2015/8/16 ブラジルの日本食

ブラジル、UOLより

ブラジルで一番有名な日本食はなんでしょう? 寿司とかラーメンとか思い浮かぶ人も多いと思うんですが(そして寿司もラーメンも有名です)、トップは焼きそばだそうです。 ちなみに「焼きそば」といえばブラジル人だったら誰でもわかります。

特にここ、サンパウロとかだと日系の移民が多かったことなどからどうやら日本に対する好印象が強いらしく、日本食のレストランなどが所々にあります。 ただ、日本食のレストランって言っても、中の雰囲気がなんだかこち亀の食堂みたいな感じなんですよ。 中にいる人たちもなんだその日本語はっていう日本語時々話してるんで、よかったら話しかけてみてください。 僕はちなみに平気で「ああ半端ないですね」ぐらいの超現代語使うんで、半端なく通じないです(と、いっても僕の生徒たちも「おこでした」とか意味不明なこと言ってたぐらいなんで僕以上はいくらでもいると思う)

2015/8/16 ユーロ内の購買力差

フランス、ルモンド紙より

ユーロ圏っていうのはユーロで何もかも買えるわけじゃないですか。 ところが政治は各国に任されているわけで、それぞれの国のインフレ率とかは全然違うわけですよ。 各国の物価を一目でわかりやすく説明してくれてるのがリンクの先のグラフってわけですね。

簡単な話が、北と西の国は基本的には物が高くて、南と東の国は安いってことですね。 南も東も伝統的に安いわけですけど、最近は東の国々も頑張って追い上げてるみたいです。

この前のギリシャの問題でバラバラになった感じが強いヨーロッパですが、頑張ってどうにかして存続してもらいたいものです。

2015/8/15 スペイン、老人の実刑増加

スペイン、エル・パイスより(最近スペイン語とイタリア語若干敬遠気味なんで多分フランス帰るまであんまり出てこないだろうと思います)

スペインでは最近、60歳以上の老人の実刑付きの犯罪が増加しているそうです。

全年齢の犯罪自体は2009年に1000人あたり50人だったのが、2014年には44、7人(それでも多くないか?)になった一方、60歳以上の犯罪は、2009年には1000人あたり3,495人だったのが、2014年には8,142人になり、1985年には108人だった60歳以上の囚人数が、2007年には1335人、今年の7月には2173人にまで膨らんだとのこと。

正確にこの問題に取り組んだ研究結果はないらしいんですが、どうやら、スペイン人の寿命が伸びていっていること、摘発対象の犯罪の種類が増えたことと、依存症(クスリの話?)などが原因なのではないかと書いてます(でも犯罪の種類が増えたこととクスリの問題がどうとか言うんだったら全体の犯罪自体が増えていってもいいような気もする)。

この記事によると、犯罪の大半が前科なしらしいんで、実刑判決が出ること自体凄いことなんですが、内容別で見ていくと、殺人と、性的犯罪が一番多いそうです。 でもそれなら摘発対象の犯罪の種類が増えたことは特に関係ない気がする・・・。

この記事の最後にもちょろっと書いてあるんですけど、最近日本でも老人の犯罪が増えてるらしいですよね。 日本の場合孤独な老人がっていうのを大々的に取り上げてますけど、スペインのような代々家族の繋がりが非常に強く、またその伝統自体あまり時代とともに変化していないような国でも老人の犯罪が増えていっていて、さらにイギリスでも同じような状況らしいんで、もっと真面目にちゃんと研究するような機関があってもいいですよね。 むしろいい感じの博士論文とかになりそうな気がする。

2015/8/14 夕飯食材+レシピ配達サービス

オランダ放送協会より

寿司だのピザだのの宅配サービスっていうのは前から結構あるじゃないですか。 そういうサービスは当然ヨーロッパにもあるんですけれども、オランダでは最近、夕飯のレシピと、必要な食材をボックスに詰めて届けてくれるサービスっていうのをやっているそうです。

当然自分で料理するか料理されたものが届けられるのかの違いもあるんですけれども、それだけでなく、自分で作るから料理が同時に学べる、中に入っているもので毎日の栄養管理もしてくれるそうです(ということは今日の夜だけ注文とかいうよりは一週間分注文とかいう風になるんですかね)。 記事に載っている例としては、今日はスパゲッティ、明日はジャガイモ、その次はミートボール(全然健康そうに聞こえない・・・)ってな感じだそうです。 なんにせよいい感じの写真が幾つか載ってるんで見てみてください(書くの忘れてたんですけど、記事のところの画像クリックすれば元の記事に飛べます)。

確かに一人暮らし始まったばっかりとかだと料理とか大変だし、食材買いに行くのも面倒ですよね。 何より、何が入っているか正確にはわからないっていうのも楽しいですよね。 フランスに登場したら僕も注文してみようかな。

2015/8/14 墓場でフィットネス?

英BBCより

あるフィットネスグループがロンドン南西部のパットニー墓地でフィットネスを開催したところ、住人から「失礼だ」という声があがったため、中止したとのこと。

確かにフィットネスの軽快な音楽が墓場で流れてるってのはシュールな光景ですが、この墓場自体160年墓場としては使われていないので、別に誰か個人に対して失礼だったわけではないと思うんですが、どうでしょうか。 僕自身、旅の途中むしろ他の場所で他の人に迷惑がかからないようにっていうことでよく墓場でテント張って寝てたんですが、確かに誰か来たら驚くだろうなとはよく思ってました。

ちなみにこの記事の中では、全国納棺師連合(何?原文:National Association of Funeral Directors)、パットニーの牧師、ブラットフォードのラビ、イギリス教会の意見を載せてるんですが、全国納棺師連合とパットニーの牧師は割と寛容で、ラビとイギリス教会は反対だそうです。

2015/8/14 人類の活動地球のキャパシティー超過

ナショナルジオグラフィックより

食べ物、繊維、木材などは地球で生産して消費しているわけじゃないですか。 そういうものには当然地球の生産能力の限度みたいなのがありますよね。 実は一年間に地球上で生産する量をいつ使い果たしているかっていうのを毎年記録していて、当然理想としては12月31日以降に来るべきなんですけれども、1970年に初めて12月23日に使い果たし、今年は昨日、8月13日に使い果たしたそうです。 残りは要するにすでに地球にあったものを使っているということになります。

シンガポールのように1月2日に使い切らざるを得ない国もあるので、国ごとの指標が作れるわけではないと思います(ちなみに日本は3月9日です・・・)が、はっきりとこのままこの傾向が続いてはいけないということですね。 再生できる分は再生できるようにしましょう。

2015/8/13 実験用の人口肺

カタール、アルジャジーラより

新しい薬品が開発される時って、まず動物で実験することが多いじゃないですか。 でもそれって倫理的な問題があるし、そもそも人間と他の動物で同じ反応が出るかどうかっていうのはわからないですよね。

と、いうわけでこのロンドンの会社は、人口で肺の細胞を作る技術を開発したそうです。

仕組みに関してはよくわからないんですけど、ビデオの中に登場する触媒に肺の細胞がくっついて増えていって、数週間ぐらい生きるらしいんで、割と長期の実験にも向いているそうです。

使い方の例として、人とチンパンジーにしか感染しないB型肝炎の薬の開発をやってるとのこと。 これで実験用の動物が減らせるんだったら素晴らしいですね。

2015/8/13 太平洋戦争終結とヨーロッパ

オランダ放送協会より

明後日で戦後70年になりますが、ヨーロッパはヨーロッパで植民地を持っていた国も、太平洋戦争に間接的に関わっていたわけで、それぞれに戦争終結を祝っているようです。 例えばBBCでは、当時植民地だった香港などに進軍してきたわけですが、日本語を話せる人が開戦時にいない、という危機をどうやって乗り切ったかっていう話の記事を特集でやっていました。

オランダ放送協会では、当時の植民地、インドネシアが日本の降伏後に、再び戻ってきたオランダ人から1949年に独立を勝ち取るまでの記事を特集していました。 香港と同じように、日本の降伏後、元の植民地に戻ることを拒否した人たちが多くいたようです。

日本だと日本のことを考えてばかりになってしまいますが、実際にはそれぞれの国がそれぞれの思いを持って8月15日を迎えます。

平和な時代になりました。 過去の遺産が、それぞれの国の将来にプラスになるように生かされることを願うばかりです。

2015/8/12 ドイツ、旧来の経済学からの離脱

ドイツ、ツァイトより

さて、経済学と社会学の混ざったような僕の大好きな話題が出てきました。 (そしてドイツらしい)

この記事自体結構長い上に、書いている内容自体かなり深いんで、すごーく簡単にまとめるんですけど、一般的な経済学っていうのは、マクロにしろミクロにしろ、それぞれの個体が経済的に利益を最大にするっていうのを条件に数学的な式とかが組まれていくわけじゃないですか。 そういう基本的な条件があるっていうこと自体は、学問をやる上で非常に大切なわけですけど、「利益が増えていけば良い」という基本原則で経済を動かしていくことは、ここ数年の経済発展を見る限り不可能なのではないかっていうのがこの記事のイントロなわけです。 実際のところ、個人個人が利益を増やしていくだけの社会なんて、あんまり誰も望まないわけじゃないですか。

と、いうわけでマックスプランク研究所で社会神経学(原文:Soziale Neurowissenschaften)を専攻している心理学のタニア・ジンガー教授は、人の社会的良識と、経済学を組み合わせた学問を作って、それを元にしたイデオロギーを政治に取り入れることができないか、という研究をしているそうです。 要するに、経済学だけでなく、人と人との繋がりとか、ボランティア精神だとかを組み込んだ学問を創れないかと、っていうことらしいです。

残念ながらこの記事にはその学問の基本原理が具体的にどういうものなのか書かれていなかったんですが、そもそもがヨーロッパではそういう動きが最近強くなってきたように思えます。 例えばプラザ合意の時(多分プラザ合意は、僕の記事で今後も何度か出てきます)、日本はそれまでの経済成長路線を変えずに、バブル経済に飛び込み、その後の失われた20年だか30年だかを作ってしまいました。 あの時に「経済発展しないこと自体は悪いことではない」という風に考えて、方向転換が出来てたら、ひょっとしたら今とはだいぶ違った社会になってたかもしれません。 なんにせよ僕はこれからのヨーロッパ方針に期待してみることにしてます。

2015/8/12 ブラジル発アプリ、ムアンバー

ブラジル、UOLより(今ポルトガル語優先なんで、今後も多分ブラジルたくさん出てきます)

自分が探している品物が、日本にはないけど他の国ならある、っていうこと時々ありますよね。 そういうときに、その国にちょうど行くっていう人に買ってきて欲しいって頼めるサービスがあったらいいと思いませんか? それを携帯電話のアプリに変えたのがこちら、ムアンバー。

使い方はairbnbとかと似たような感じで、旅行かなんかで海外に行く人が、行き先と、どれだけスーツケースに余裕があるかをアプリに入力すると、運んできて欲しい品物がある人を探して引き合わせてくれるっていう仕組みらしいです。

なるほど、それは賢い(っていうか僕自身スーツケース毎回ほとんどカラだから結構運べる)と思ったんですが、商品の引渡しはどうするの?って思って続きを読んでみたところ

「代金を支払うって言って、最終的に払わなくても、アプリ自体は責任を取りません(原文:se o rapaz fala que vai pagar a conta, mas ele não paga, o aplicativo não tem nada a ver com isso)」

とのこと(だめじゃん)。

しかも専門家の話によると、本人が使う目的で買って持って帰ってくるわけじゃないので、関税の対象になる可能性が高い、とのことです。

うむ、いいアイディアだと思いましたが、もうちょっと改善点がありそうです・・・。

2015/8/11 パリ、自転車赤信号横断合法化

フランス、ルモンド紙より

2004年にフランスのリヨンで、市が町のあらゆるところに貸し出し自転車を置くっていうシステムを作って以来(仕組みについてはここ参照)、自転車フレンドリーの街づくりが盛んなヨーロッパですが、今度はパリで、部分的に自転車だけ赤信号通過を許可することにしたそうです。

正確に許可されるのは、この二つのケースだそうです。 基本的には「自転車は、赤信号の際には他の通行者優先を尊重すること(原文:cédez-le passage cycliste au feu rouge)」という標識が横断歩道の前に立っているそうです。

確かに自転車乗る人だったらわかると思うんですけど、実際のところ、特に一つ目のケースだったりすると、車と同時に通行することの方が危なかったりすることが多いんですよね。 どっちみちフランスの場合、自転車は赤信号とかあんまり気にしないんで、ほとんど関係ないんですけど、赤信号よく守る他の国、例えば日本とかドイツとかにも広がっていって欲しいです。

2015/8/11 ドイツの最低賃金

ドイツ、ツァイトより

やはりドイツもヨーロッパの国なので、社会保障はそれなりには整ってはいるんですが、それでも労働者の賃金があまりに安いということで、競争力が異常に高かったことと、そもそもが労働者自身生きていけないという問題があって、現在政権についている割と右寄りのドイツキリスト民主同盟も、最低賃金導入に同意しました。

それで今年(2015年)の1月1日から導入されたわけなんですが、とりあえず初期設定で8ユーロ50セント。 約1150円ということになります。 これでも他の西ヨーロッパの国からは文句が出てます。 日本の最高額は東京都の888円。 日本もなんとかしてもらいたいものです・・・。

ちなみにこの表は、等価可処分所得(=所得)の中央値の半分以下と定義されている、相対的貧困の所得を越えるために、親一人、子供二人の場合、最低賃金で週あたり何時間働いたらいいか、というのを国別に表しているグラフです。 日本の結果も気になったんで、元のOECDのリポートにアクセスしてみたんですが、日本だけ何もありません。 Wikipediaの記事厚生労働省の記事には記述がない・・・)によると、三人家庭の等価可処分所得の中央値の半分は224万円らしいんで、単純に東京都の賃金888円で計算してみると、週に48時間30分という結果が出ました。 なかなか厳しい世界です・・・。

2015/8/10 ブラジル中小企業の太陽光発電

ブラジル、UOLより

相変わらずブラジルではインフレーション率がだいぶ高い状況が続いていて、なおかつ政府の経済政策の失敗が続いているため、電気代が一年で60%ほど上がったとのことです。

そこで登場したのがこちら、ソーラー発電。 日本ではもうだいぶ前からあるわけですが、ブラジルでは最近登場し始めたようで、2013年からなんと10倍に増えたそうです。

記事を読んだところの感じだと、政府からの援助はまだ少ないらしいんですが、それでも6年から12年で元が取れるらしいんで、短期の見通しが若干聞きにくいここブラジルでは、今あるお金を投資しておく手段としてはソーラー発電とかが賢いのかもしれないですね。

2015/8/10 ドナルド・トランプ性差別発言

最初の記事はこちら、合衆国のCNNから。

先週、共和党の総選挙候補者を決めるためのテレビ討論をやってたんですけど、この中で、今共和党の中で一番有望とされているミリオネア、ドナルド・トランプ氏が、司会者のメジン・ケリー(女性)が「女性に対して"デブな豚、犬、汚い人間や気持ち悪い動物は嫌いだ"といいましたね(原文:You've called women you don't like fat pigs, dogs, slobs, and disgusting animals. )」。と、言ったことに対して、テレビ討論後のFox Newsで

「(ケリー氏があの発言をしたとき)目から血が噴き出してるのが見えただろ、あと月経中だったのが(原文:You could see there was blood coming out of her eyes. Blood coming out of her wherever)」

と、言っていたらしい。 さすが合衆国共和党。 前々回の総選挙の時もサラ・ペイリンが突っ込みどころ満載の発言を繰り返してくれてたが、芸人のロナルド・レーガンが今でも崇拝されてることといい、こんなんで大丈夫なんだろうか。

まあなんにせよ、ブッシュファミリーの期待の星ジェブ・ブッシュが、中道とされてるぐらいだから、共和党候補者の突っ込みどころ満載発言はきっと続いていってくれることだろう 笑